
バカラのルール・ゲームの流れは?
バカラは、キングオブカジノと呼ばれるほど圧倒的な人気を誇るカジノゲームです。ポーカーやブラックジャックなどと同じトランプゲームで、非常にシンプルなルールとなっているためカジノ初心者でも手軽に楽しむことができます。バカラは、「プレイヤー」と「バンカー」のどちらが勝利するのかを予想するゲームです。ただし、これらはあくまで架空上の人物で、ゲームに参加する人(あなた自身)やディーラーのことではありません。
バカラは、ブラックジャックのように自分とディーラーとの1対1の勝負ではなく、ゲームに参加する人は架空上の2人で行われる勝負の行方を予想するだけのゲームとなります。プレイヤーとバンカーの勝負の行方は、配布されたカードの合計値で決定し、値が「9」に近い方が勝ちとなります。ただし、バカラでのカードの数え方は、通常のトランプゲームとは異なるため注意が必要です。2~10のカードについてはそのままの数字で数えますが、Aは1、絵札は10もしくは0として数えます。
また、カードの合計値が2桁となった場合は、一桁目の数字を合計値として勝負が行われます。例えば、カードの合計値が16となった場合は、6として勝負するということです。バカラのゲームの流れとしては、まずプレイヤーとバンカーのどちらが勝つのかを予想してチップを賭けます。ベットタイムが終了すると、ディーラーがプレイヤーとバンカーに2枚ずつカードを配布します。そして、それぞれの合計値を比べて9に近い方が勝ちとなり、後は予想が的中していれば賭け方や賭けた金額に応じた配当を受け取るだけです。
以上がバカラの基本ルールとゲームの流れとなりますが、バカラでは条件次第で追加のカードが配られて、最大3枚のカードで勝負が行われることがあります。まず、バカラでは最初に配られた2枚のカードの合計値が8か9になることを「ナチュラル」と言うのですが、プレイヤーとバンカーのどちらか一方でもナチュラルになった場合は、どちらにもカードは配られず、最初の2枚のみで勝負が行われます。加えて、両者の合計値が共に6か7だった場合についても3枚目は配られません。
そして、これら以外の結果となったときに、3枚目のカードが配られる可能性があるのですが、プレイヤーとバンカーとでは3枚目のカードが配られる条件が異なります。プレイヤーに3枚目が配られる条件は、2枚の合計値が5以下になったときのみで比較的シンプルです。しかし、バンカーに3枚目が配られる条件は少々複雑です。まず、バンカーの合計値が7となった場合は無条件で配られません。
また、2枚の合計値が2以下となった場合は無条件で配られますが、それ以外のケースではプレイヤーの3枚目のカードに左右されます。バンカーに3枚目が配られるのは、バンカーの合計値が6でプレイヤーの3枚目が6か7だった場合、バンカーの合計値が5でプレイヤーの3枚目が0か4~7だった場合、バンカーの合計値が4でプレイヤーの3枚目が0か2~7だった場合、バンカーの合計値が3でプレイヤーの3枚目が0~7か9だった場合です。
また、バンカーの合計値が0~5で、プレイヤーに3枚目のカードが配られていない場合においてもバンカーに3枚目が配られます。このように、3枚目のカードが配られる条件は複雑ですが、カードの配布を行うのはディーラーなので、条件を理解していなくてもバカラを楽しむことは可能です。
コチラの記事も要チェック⇒「バカラで稼げる攻略法・必勝法|罫線を読む」
バカラの賭け方や配当は?
バカラでは、基本的に「プレイヤー」もしくは「バンカー」のどちらか一方に賭けるのが基本です。ただし、プレイヤーとバンカーとでは配当にも差があり、配当が2倍のプレイヤーに対してバンカーの配当は1.95倍となっています。また、バカラでは配当が9倍の「タイ(引き分け)」に賭けることも可能です。これら3種類の賭け方を覚えておけば、バカラを楽しむことは可能ですが、それ以外にも様々な賭け方が存在します。「ペア」は、プレイヤーもしくはバンカーに配られた2枚のカードが同じとなることを予想する賭け方で、的中すれば5倍の配当を受け取ることが可能です。
また、プレイヤーに配られた2枚が同じカードとなることに賭ける「プレイヤーペア」、バンカーに配られた2枚が同じカードになることに賭ける「バンカーペア」という賭け方もあり、どちらも配当は11倍です。さらに、プレイヤーもしくはバンカーに配られた2枚が同じ数字になるだけでなく、同じマークになることに賭ける「パーフェクトペア」は、バカラの中で最も高配当の25倍となっています。加えて、バカラには「ビッグ」「スモール」という賭け方もあります。
「ビッグ」は、プレイヤーとバンカーのどちらか一方でも3枚目のカードが配られたら勝ちとなる賭け方、「スモール」は、どちらにも3枚目のカードが配られず最初の4枚で決着することを予想する賭け方です。「ビッグ」と「スモール」の配当は、それぞれ0.54倍、1.5倍に設定されています。なお、プレイヤーとバンカーの配当に差があるのは、3枚目が配られる条件の違いによりバンカーの方がプレイヤーよりも若干勝ちやすくなっているためです。
バカラでは、プレイヤーが勝つ確率が約44.62%、バンカーが勝つ確率が約45.86%、引き分けとなる確率は約9.52%となっています。このように、バンカーの方が若干勝率が高いため、バカラではバンカーに賭けて勝った場合は5%の手数料を支払う仕組みとなっています。また、手数料の徴収方法はカジノによって異なるため注意が必要です。代表的な徴収方法としては、その都度5%の手数料を差し引いてから払い戻しをする方法や、ゲームの最後にまとめて徴収する方法などが挙げられます。
加えて、カジノによっては、バンカーに賭けて6の数字で勝ったときに、賭け金の50%を手数料として徴収されるシックスバンカーハーフや、バンカーに3枚目が配られて7の数字で勝った場合に、賭け金の100%が手数料として徴収されてしまうドラゴン7といったルールが採用されているケースもあるため、手数料の徴収方法については必ず確認しておきましょう。
バカラの基本から稼ぐために必要な戦略まで⇒「【勝率120%UP!】バカラのルールと勝てる攻略法・必勝法」
バカラを楽しむポイントは?
バカラは、「プレイヤー」と「バンカー」のどちらが勝つのかを予想する非常にシンプルなルールのゲームであるため、誰でも気軽にプレイできます。これがバカラの魅力のひとつですが、バカラをより楽しみたいのであれば「絞り(スクイーズ)」をマスターしましょう。絞り(スクイーズ)とは、配られたカードをジワジワと捲りながらカードの数字を確認する行為のことを指します。
絞りを行えるのは、基本的に最高額をベットしたプレイヤーですが、最高額をベットした人が別のプレイヤーに絞りの権利を譲るケースもあります。また、カードを捲る方法には細かなルールが設けられていないので、何も意識せずにあっさりと捲ってしまっても構いません。しかし、バンカーの2枚目など勝負が決まる可能性があるカードをジワジワと捲れば、緊張感や臨場感を楽しむことができますし、周囲のプレイヤーも盛り上がります。
そのため、バカラを最大限楽しみたいのであれば絞りのやり方をマスターすることをおすすめします。なお、絞りのやり方は自由ではありますが、まずカードの端を指で隠して縦方向に捲っていきマークの見え方で候補となるカードを数種類に限定し、次に横方向に捲っていってどのカードなのかを確定させるのが一般的です。また、絞りとは異なる楽しみ方ができるのが、罫線(けいせん)です。
罫線とは、勝負の結果が記録されていく出目表のことで、オンラインカジノであれば自動的に勝負の結果が記録されていきます。バカラに限らず、ギャンブルには勝負の流れというものがありますが、その流れを表にしたのが罫線です。基本的に、バカラはプレイヤーとバンカーのどちらかに賭けるゲームであるため、普通にプレイする場合は完全に運任せのゲームとなってしまいます。
しかし、罫線を有効活用すれば次にどちらが勝つのかを予想しやすくなるので、罫線の見方をマスターすれば運任せでプレイするよりも勝つ確率を高めることが可能です。また、罫線には大路(ダイロ)・大眼仔(ダイガンチャイ)・小路(シュウロ)・甲由路(カッチャロ)といった種類があり、それぞれ記録の方法が異なります。
これらの中で最も基本とされているのは大路で、結果がそのまま記録されていく罫線なので、罫線の見方をマスターする際はまず大路を覚えると良いでしょう。なお、罫線の見方については「罫線を読む」のページで詳しく解説しているので、罫線に興味がある方はそちらもご覧ください。以上がバカラを楽しむポイントとなりますが、絞りと罫線をマスターすれば、それまでは違った楽しみ方ができるようになるので是非習得を目指してみてください。

罫線とは|概要・種類・読み方
バカラの必勝法や攻略法と聞くと、負けたら前回の2倍のベットして勝負、ここで負けたときには前回の2倍を賭け金にするといったマーチンゲール法などをイメージされる人も多いのではないでしょうか。マーチンゲール法は損失回収に向いていて最も有効な攻略法や必勝法ではあるけれども、バカラだけに通用するものではなく多くカジノゲームで使えるもの、そしてこの手法をバカラで実践するときにはバカラ特有の攻略法や必勝法になり得る罫線があります。
バカラは、カジノ王様などと呼ばれることもあるシンプルなルールのカジノゲームです。プレイヤーとバンカーの勝敗を予測するのがバカラで、過去の勝敗となるゲームの流れの中での出目のパターンを掴むときに使用するのが罫線です。ゲームの勝敗記録があり、それが表形式で表示されているため勝敗予測の基準に使うことができます。
この勝敗記録表でもある罫線には5種類があるのですが、その中心となるものは大路・大眼仔・小路・甲由路の4種類です。この表を見てもわかるのですが、バカラは勝ち負けの偏りが生じるケースが多いため、出目のパターンを掴むことでゲームの流れがわかるようになる、結果的に勝利する可能性を高めてくれるこのような魅力を持つ情報源といっても過言ではありません。
このバカラの罫線は、カジノゲームの中で使える様々な攻略法や必勝法の基本になるものでバカラの画面には必ずといって良いほど掲載してあるのが特徴です。罫線を使って出目のパターンやゲームの流れを把握する、その上でバカラで使用できる攻略法や必勝法と組み合わせることで勝利の可能性を高めてくれるわけです。
オンラインカジノで採用されているソフトウェアの種類により表現方法に違いはあるけれども、青丸がプレイヤーの勝利で赤丸がバンカーの勝利を示し、引き分けは/マークになっていることが多いようです。5種類の罫線の中で大路と呼ぶエリアは常に表示されていて、他の4種類はボタンをクリックすることで表示される、そこには青塗や赤塗の丸マークが表示されていて、青丸は異なる動き赤丸は同じ動きを表します。
大路は基本となるバカラの罫線、大眼仔は大路を基にしてどのような動きをしているのか比較している表です。小路や甲由路は大眼仔と基本的に同じで大路を基に記録する形になります。ただし、大眼仔は1列手前の同じ位置の結果、小路は2列手前の同じ位置の結果、そして甲由路は3列手前の同じ位置の結果など、着目する列数に違いがありますので注意が必要です。
活用方法:出目のパターンからゲームの流れをとらえて賭ける
バカラの罫線は必勝法や攻略法の基本になるもの、出目のパターンからゲームの流れを捉え次の勝負に賭けるなどの使い方ができます。読み方や使い方をマスターすればバカラの攻略法や必勝法に大きな力を与えてくれるますが、初めての人にとってこの表の読み方が今一つわからないので必勝法や攻略法に使うのには少々ハードルが高い、このように考えてしまう人も多いようです。
ただ。罫線の中でも常に表示されている大路は、バンカーとプレイヤーの勝敗を示しているものですから、初めての人でも簡単に読むことができます。仮に、表を見たときに赤色の丸だけが多くあり、青丸がほとんどないときにはバンカー側の勝利が続いていることを意味しますし、逆に青丸が多ければプレイヤー側に勝利が偏っていることがわかるわけです。
バカラの場合はときどきこのように大きく偏ることもあるギャンブル、これはギャンブルの波ともいわれているものでプレイヤー側が4連勝していたり、プレイヤーとバンカーの勝敗が交互に訪れたりといった具合に波が発生することが多いのです。
何故、このような波が発生するのか疑問に感じる人も多いかと思われますが、デッキ内のカードの順序が偏っているために起きる現象で出目のパターンを表を使って読めば、現在生じているギャンブルの波がどのようなものであるのかわかる、ゲームの流れを捉えることができるようになります。
バカラのカードはデッキにセットが行われる前に必ずシャッフルされるけれど、このシャッフルは必ずしも均等に行われるものではないのです。特に、オンラインカジノのライブカジノでは人が手を使ってシャッフルするため大きな数字が一部に固まっていたり、逆に小さい数字のカードが固まっている、しかもそれが最後の方になっているなど少なくありません。
大路はバンカーとプレイヤーの勝敗を赤丸と青丸で示しているものではあるけれども、ゲームの流れの中では大路では特定の流れが見えなくなることもゼロではありません。このようなときには特定のパターンが出て来るまで待つ方法もありますし、他の3つの罫線を利用して予測するなども必勝法や攻略法になるものです。
このようなことからも、大路ではどのようなパターンでゲームが流れているのかを掴む、ここで掴むのが難しいときには他の3つ(大眼仔・小路・甲由路)で前列や2列もしくは3列手間の動きを確認して予測します。読み方をマスターすることはバカラの必勝法や攻略法に大きな力を与えてくれますし、ある程度覚えれば決して難しいものではありません。